募集中の基金

子どもの居場所こばんち基金

誰のため/なんのため
子どもたちの健やかな成長のために

地域の子ども達の健やかな成長のために、「家庭」、「学校」に次ぐ第三の居場所を提供しています。

活動主体
一般社団法人 子どもの居場所こばんち

沖縄出身の代表 小林香織は、結婚を機に移り住んだ初めての土地横浜で、身内も友人もいない環境で孤独な育児を経験しました。

 

赤ちゃんを連れての居場所探し・ママ友づくりに苦労し、誰にも育児の相談ができず泣きながら過ごした毎日。その後少しずつ「親子の居場所」を知り、気軽に連絡を取り合える「ママ友」とつながり、育児の楽しさが分かるようになりました。

 

こうした自分自身の経験から、「こばんち」の開業を決意。チャイルドマインダー、子育てアドバイザーの資格を取得しました。

 

その後沖縄に戻り、現在は3児の母として子育てをしながら、「子どもの居場所こばんち」の活動を主宰しています。

活動内容・お金の使い道
地域の子どもたちが集まって 学び遊べる場を運営しています

地域の子どもや親子が気軽に参加できる場づくりを通じて地域のネットワークを構築し、困った時に声をかけたり悩みを相談できる関係を築くことで、子どもが健やかに育つ環境を目指しています。

 

そのために、「食事の提供」「物資支援」「遊び場の提供」「学習支援」「体験活動」を行うことで、地域の子どもたちと積極的に交流しています。

 

はじめは週1回の開所でしたが、20237月からは月〜金の週5回、開所することができるようになりました(243月以降は調整中)。以下の8月の活動を通じて、子どもたちの興味関心の幅を拡げます。

 

「こどもからだ教室」「学習の日」「クッキング部」「エイサー部」「クリエイティ部」「だがし屋」「子ども食堂」「コドイバ!まつり」などの取り組みを通して「楽しい!」を増やし、その延長に学びを提供しています。

 

寄付金はこうした活動全般に活用させていただきます。

活動の背景・社会環境
子どもたちをとりまく環境には 孤立化による厳しさがあります

時代の変化に伴い、子ども達を取り巻く社会環境は大きく変わりました。

近所付き合いの希薄化、近所の空き地や商店の減少による子どもたちの居場所も減っています。

 

その結果、子ども達が自宅以外で過ごす場所が減り、地域で子ども達の姿も見えなくなり、子どもたちの孤立化が進んでいます。

 

不登校、いじめ、孤食、欠食、家庭内暴力、生理の貧困、ヤングケアラーなど、各家庭単位では乗り越えにくい課題も多々存在します。

この活動の協力者/地域資源
地域の有志の皆さまの ご協力を得て運営しています

スタッフをはじめ、ご家族、ボランティア、外部講師、地域住民の皆さまにご協力いただき運営しています。

 

【ご協力団体・個人一覧】

(一財)日本民間公益活動連携機構

(福)那覇市社会福祉協議会

(特非)困窮者支援ネットワーク

(公財)みらいファンド沖縄

おきなわこども未来ランチサポート

沖縄県社会福祉協議会

古波蔵郵便局・与儀郵便局・那覇市

(福)偕生会 首里偕生園

寄付者 マンスリーサポーターの皆さま など

 

また、学校・関係機関とも連携しています。

これまでの活動・実績
2023年9月までの3年間で 202回開催、参加人数はのべ10686人

2020101日 活動団体発足 1023日 第1回 居場所活動スタート 月1

 

20215月以降 開所日数の追加 月2

 

1022日 法人化  12月以降 月4回

 

【20223月末時点での活動実績】

 開所日数42回 利用者のべ人数3140

 

20237月から20242月まで月〜金 週5

こどもからだ教室/クッキング部/エイサー部/クリエイティ部/だがし屋/子ども食堂

 

20239月時点で活動実績】

活動期間 3

開所 202

参加のべ人数 10686

寄付募集のゴール・これからの活動
子どもたちの課題の 早期発見・早期対処に向けて

子どもたちにとって話せる、相談できる大人を増やすことで、子どもたちが陥っている課題の早期発見・早期対処に繋げます。

 

また、多様な活動を通して社会との接点を増やすことで、子どもたちが社会に関心を持つきっかけをつくり続けます。

ご確認事項

※(公財)みらいファンド沖縄を通じた本基金へのご寄付は、税制優遇の対象です。詳細はこちら

※本基金への寄付額のうち15%を(公財)みらいファンド沖縄の基金運営費に充当させていただきます。

メッセージ
活動にかける想い・感謝のことば・支援者から
調理担当ボランティアスタッフ野原 長乃さんのことば

私は当居場所と同じ那覇市古波蔵在住で、野菜ソムリエプロとして活動しながら、当所にて調理担当をしています。

 

代表である友人の小林が、地域で子ども食堂活動をしていること知り、何かお手伝いできないかとボランティアを申し出、専門家としての知識を活かしながら運営に携わっています。

 

子どもたちがお友達と一緒に楽しそうにおしゃべりをしながら食事をする様子が見られたり、保護者の方からは「作ってもらった食事を子どもとゆっくり一緒に食べられて嬉しい」との声をいただき、地域における居場所が親子ともに必要なんだということを肌で感じました。

 

現代の子どもたちに合わせた調理を工夫することで、野菜が苦手な子も無理なく食べ、好きになってくれる様子を目の当たりにしたり、保護者からは野菜の調理法について相談を受けたりとコミュニケーションも楽しんでいます。

 

子どもたちが安心して自分らしくいられる場所、心のこもったお料理を提供することで、身も心も満たされるような場所を作りたいと、ここ古波蔵地域で皆様に愛される子ども食堂を目指し、調理に携わっていけることを願っています。

自営業を営む利用者の方のことば

小学3年生の娘と毎回利用しています。

 

地域の掲示板に貼られていたチラシで『子どもの居場所こばんち』を知りました。

 

バラエティー豊かな食事メニューとさまざまなお土産に、いつも子どもの一緒にワクワクしながら参加しています。

 

子どもがお友達と一緒に遊んでいる様子が見られたり、一緒にトランプを楽しんだり、私にとっても良い息抜きの時間となっています。

 

スタッフの方や他の保護者との交流の場所にもなっています。

 

子どもを安心して遊ばせることができ、子どもは無料で利用できるのも嬉しいです。

 

コロナ禍においても弁当配布をしてくれたり、かき氷を提供してくれたり、近所にこういった場所があることに本当に感謝しています。

主婦業を営む寄付者の方のことば

SNSを通して「子どもの居場所こばんち」の活動を知りました。

 

地域の子ども達とママ達のために活動されている主催者さんの想いを知り、何か応援できないか 主人と話し合い、お菓子を寄贈させていただきました。

 

これからも、ボランティアや寄付など、微力ながら応援させていただき、子ども達の成長を 見守っていきたいです。

那覇市社会福祉協議会 地域福祉課 城間 えり子さんのことば

当団体は、活動1年未満(注:メッセージをいただいた当時)と経歴は浅いものの、他団体を視察し交流するなど運営の改善を重ね、来所する子ども達に人気の駄菓子屋模擬店を企画したり、自分たちで作るおにぎり作りにチャレンジしたり、創意工夫を凝らした活動が地域の子ども達や親御さんから喜ばれています。

開所当初は利用者50人程度でしたが現在は100人を超え、コロナ禍の緊急事態宣言下においては、室内会食から駐車場にて弁当や食料配布に切り替えるなど活動を止める事なく柔軟な対応をし、経済的に厳しくなっている世帯からも感謝の声が届いています。

開催日数も月に1回からスタートし、2021年5月から月に2回開催と経験を積みながら運営を拡大しています。

新しい地域の拠点として定着すべく、推薦致します。