募集中の基金

宇宙甲子園沖縄大会基金

誰のため/なんのため
沖縄から宇宙産業で活躍する人材を輩出するために

宇宙甲子園をきっかけに沖縄県出身の宇宙産業に携わる人材が一人でも多く輩出できるように活動していきたいと考えています。

活動主体
宇宙甲子園沖縄実行委員会

宇宙甲子園は、「理数が楽しくなる教育」実行委員会が開催する”宇宙版”の甲子園。

 

全国の中学生・高校生が、各地で開催される模擬衛星やロケット打ち上げなどの競技にチームで挑みます。

 

大会への参加を通じて、宇宙にかかわる実践的な学びや、未知なる目標に挑戦するマインドを育てます。

 

本委員会は沖縄大会の実行委員会です。

活動内容・お金の使い道
沖縄地方大会を開催し 優秀者を全国大会・世界大会に派遣します

高校生に向けた宇宙甲子園沖縄地方大会缶サット部門を開催し、出場権が得られた優秀者を、全国大会・世界大会に派遣します。託していただくご寄付は、そのための開催費用・遠征費用の支援に充てさせていただきます。

 

宇宙甲子園沖縄地方大会缶サット部門とは、高校生が自作した缶サット(空き缶サイズの模擬人工衛星)を打ち上げ、上空での放出・降下・着地の過程を通じて、技術力・創造力を競う競技会です。従来の競技会のように「定められた技能」を競うのではなく、生徒の皆さんが斬新でオリジナリティーのある缶サットを作り、「coolさ」を競います。

 

また、宇宙甲子園沖縄地方大会への参加・関心を呼び起こすことを目的に、以下のような宇宙教育プログラムを提供していきます。

 

C型(缶サット)ロケット製作教室、日本モデルロケット協会4級ライセンス取得講座、缶サット用プログラミング講座(ラズパイ使用)、英語でのプレゼンテーション講座等。

 

宇宙甲子園的なSTEAM教育とは?

大会で何を競うかといえば、まず中高校生自らがミッションを設定します。そして、チーム全体でミッションに対して3段階のサクセスクライテリア(成功基準)を設定。ロケット打ち上げによってミッションが成功したのか、失敗したのかを分析、レポートします。

大会を通して、みらいの技術者として必要な技術力・創造力・協働力等を競うことで、宇宙産業に必要な人材を育成する実践的なSTEAM教育です。

 

活動の背景・社会環境
市場規模200兆円に成長する宇宙産業だが 沖縄県内には宇宙工学分野での研究機関がない

2050年には世界の宇宙ビジネス市場規模は200.7兆円と予測される中、約16万人にもおよぶ人材が必要と試算されています。

 

沖縄県においては、高等教育機関であっても宇宙工学分野での研究機関がなく、更には離島県であるため宇宙工学分野に触れる機会は極めて少ないのが現状です。また、県内外で行われる宇宙教育に触れるためには旅費等の負担があるため経済的な格差が生まれています。

 

一方で、沖縄県宮古島市の下地島空港では、宇宙旅行を目的とした「宇宙港」の計画が進んでおり、今後の宇宙産業の発信拠点となり、技術者はもちろんのこと多様な産業における関係人材が必要不可欠になると予想されており、沖縄県出身者の人材育成は不可欠となっています。

この活動の協力者/地域資源
専門機関や大学、企業、宇宙開発事業に携わる沖縄県出身者にご協力いただいています

沖縄での活動は、宇宙開発事業に携わっている沖縄県出身者、企業様の他、指導にはJAXA、和歌山大学、千葉工業大学、鳥取大学の先生にご協力いただいています。

 

普段の学校生活では出会うことがない方々とロケットについて考える場所が提供されます。

 

沖縄県の学生にとってはまたとない理科教育と出会いの場となっています。

これまでの活動・実績
2023年、沖縄初の宇宙甲子園を開催しました

宇宙甲子園は、中高校生自らが問題点を発見し、チーム全体で問題解決に挑む、実践的なSTEAM教育です。技術者として必要な技術力・創造力・協働力等を競うことで、宇宙産業に必要な人材を育成しています。

 

2022年度 

宇宙トーク(企業向けトークショー)開催

ロケット教室開催

ResorTech EXPO 2022 in Okinawa 出展

ロケット講座、プログラミング講座

宇宙甲子園沖縄カスタムカップ大会開催

 

2023年度

日本モデルロケット協会4級ライセンス取得講座

C型(缶サット用)ロケット制作講座

プログラミング講座

 

2023年12月17日

宇宙甲子園沖縄2023大会開催

寄付募集のゴール・これからの活動
缶サット甲子園全国大会 沖縄からの初出場を目指して

2023年12月17日(日)沖縄初の宇宙甲子園缶サット部門沖縄地方大会を開催しました。

 

また、2024年2月に実施される全国大会への出場推薦校を決定しました。

 

2月の全国大会を踏まえて、次年度の活動予定を追記してまいります。

メッセージ
活動にかける想い・感謝のことば・支援者から
参加した子どもたちのことば

「自分達で缶サットを作ってロケットにいれて実際に打ち上げ、データの分析をするのは斬新で楽しかった。」

 

「チームメンバーと試行錯誤をし、意見を出し合えたことで、協調性や発進能力などが育まれたと思うので、良かった。」

 

「初めての体験でしたが、あんなに簡単に作れるものであそこまで綺麗なデータが取れることに感動しました。今後は自分たちでプログラミングをしてほかのセンサーも使って私たちが今回出来なかった上空での缶サットの向きを調べたいと思いました。」

 

「自分たちで考えて、自分たちで作って、自分たちで行ったことの結果が出て、とても楽しかったです。」

 

「予想とは違ったトラブルの発生や他校との交流で新しい考えを得られたので良かったと思います。」

 

「他のチームの意見や改善点を聞いて、自分のチームの考えについても深まった。」

 

「事前にリモートミーティングがあり、その際に色々と説明してくださったので、完全とはいかなくても、ある程度の理解はできたと思う。」