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応募いただいた申請団体一覧~みんなの配信と交流プラットフォーム~コロナ禍で失った体験や発信、交流を再構築~

2023.03.01

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みんなの配信と交流プラットフォーム~コロナ禍で失った体験や発信、交流を再構築事業に応募された申請団体の一覧です。

【配信コンテンツ開発部門】
株式会社ハブクリエイト(所在地:沖縄県石垣市)
【八重山子ども応援スポーツ文化発信事業】
八重山地域は派遣費負担や体験機会の少なさによる地域格差が課題となっています。
当事業は新型コロナで失われた体験機会や発信の場を確保し、地域の文化活動の継承支援を図ると共に、長年課題となっている子供の活動資金造成を持続可能な形で解決することを目的としています。
具体的には、祭りの出店者と出演者を子供関連団体に限定し、資金造成の手段とします。
民間の総意工夫で島全体を巻き込む新たなイベントを開催。その模様を広く配信、アーカイブし、同様の課題を抱える地域への先行事例として、ノウハウを共有、波及効果を高め社会的成果の最大化を図ります。
2年目以降は完全に民間で運営し自走化する目処も立っております。
舞台は伝統的に継承されてきた郷土芸能部や今年度日本一となった石垣二中マーチングバンド部、同じく全国制覇した八重山高校カラーガード、例年市民会館大ホールを満席にしている現代版組踊オヤケアカハチ等の団体が日頃の成果を発信します。
出店団体の確保については、アンケートを行い、18団体から「出店したい」「前向き検討する」「サポートがあれば出店したい」と前向きな回答を得ております。
配信に関しては、単なる手法に留まることなく、より多くの支援者を募るツールとして活用します。島外からのリアルタイム型寄附やサポーター形式の継続型支援の募集も展開します。
受信については、オンラインのメリットを活かし、一流指導者による講義を提供します。
すでに地域で強みがある吹奏楽・マーチング、テニス、バレー、eスポーツ等の競技団体から要請を受けており、事業化次第形にいたします。
新たな受配信の試みとして、海中のリアルタイム配信を行います。市内の学校等で受信し、温暖化の影響やブルーカーボンの役割など、SDGsの学習に活かします。体の不自由な子供達へも対応します。
事業全体を通し、地域で子どもたちを支える共助や地域コミュニティの形成を図って参ります。

 

Theater TEN Company(所在地:沖縄県那覇市)
【オンライン演劇を活用した子供のための沖縄を繋ぐ感動体験事業】
広く文化芸術の担い手は演劇のみならず伝統芸能を含め減少している。原因としては現役世代の高齢化や少子化、様々なエンターテイメント登場などが要因と考えられる。文化芸術に関わる、触れることによる地域の発展や人材育成は心の幸福度や社会の豊かさを考える上での重要なファクターと考える。
ここ数年のコロナ禍で、個人は社会と関わる機会を奪われ、リアルでの参加、体験型イベントが減少した。特に多感な時期である小中高校生への影響は多大と考える。演劇活動、作品上演に関わることは文化芸術にダイレクトに触れることが出来る機会であり、参加者の創造性を育むなど情操教育にも適したプログラムである。本劇団はこの事業で沖縄県内の6地域(名護、那覇、糸満、石垣、宮古、与那国)に演出家や俳優を派遣し、現地で行なうワークショップやリモートオンラインワークショップを行い、作品創作と上演を目指す。上演の際には必要な専用の機材を現地へ運びオンライン配信を行う。作品、演目にはウチナーグチも取り入れることで沖縄という地域性を打ち出す。
また作品上演の場として児童館を活用し、地域コミュニケーションの場のみならず文化芸術の創造拠点としても捉え直す。具体的な内容として、初歩的な演劇ワークショップを行い、参加者のコミュニケーション能力の向上を図り、作品上演を通じ自己肯定感を高め、創作活動を通しての交流を行なう。子どもたちに文化芸術(演劇)を体験(体感)してもらことで、創造(想像)すること、考えること、世の中や自分自身、他者と向き合うことの大切さを改めて感じてもらうことで、巡り巡って地域の発展と人材育成へと繋がっていく。

 

社会福祉法人 若杉福祉会(所在地:沖縄県那覇市)
【音楽でまちづくり】
今日の子どもたちを取り巻く環境は大変厳しく、少子化の進行、子どもの貧困やDV・児童虐待(心理的虐待含)の増加、保育所ならびに学童保育の待機児童に加え、コロナ禍以降の子育て家庭の経済的打撃、中でもひとり親家庭への打撃は子どもの衣食住だけでなく教育格差や友達との関係格差、自尊心や自己肯定感にかかわる深刻さを増しています。子どもたちの生活問題が多様化・複雑化する中で、そうした課題を緩和し解決する旗手として、児童福祉施策が果たす意義は大きく、期待するニーズも高まっています。
私ども福祉会は大名児童館と久場川児童館管理を受託し、子どもたちの生活問題にも目を向け緩和する取り組みを続けてきました。日々最も大切にするのは、どの子も気軽に来館できる環境づくりです。「子どもたちは来館するだけで100点満点」。それだけで救える子どもたちがいることを実感しています。児童館には見守りだけでなく、子どもの夢の応援を真剣に考える大人の存在が必要と考え、自己表現を引き出し能動的に自分のやりたいことを創造していける力や切磋琢磨できる仲間づくり、夢を叶える実力につながるマネジメントなどまで幅広く実践的な体験を通して教えてきました。
本事業への挑戦もその取り組みの一貫として計画しています。地域文化振興を促進する大きな影響力をもつ音楽を活用した表現活動を通じて、単発的な取り組みではなく段階的なプログラムを組みながら、事業の継続性や地域への浸透を実現し、多世代交流を通じて子どもたちの未来を地域の方々とともに考え、市民や子どもたちの自己実現の達成だけでなく、地域のにぎわいづくりや活性化にもつなげる「新たな市民社会資本」をエンターテインメントで創出したいと考えています。ひいては、市民舞台芸術を観光資源にもできるよう、市民のみなさんと意識を醸成できればと思っています。

 

一般社団法人 琉球フィルハーモニック(所在地:沖縄県那覇市)
【沖縄本島や離島間におけるICTと音楽を活用した双方向のリモートコミュニケーションプログラムの開発(離島やへき地の教育格差)】
新型コロナの影響による活動制限や、地理的な要因で専門教師(講師)の不在により学ぶ機会を逸してきた離島の子どもたちのために、NTT西日本沖縄支店等協力のもとICTと音楽を活用した以下の4つの活動を行う。この活動は他分野への範例となりえる。
この活動は「専門講師がいなくても離島の子どもたちが楽器を奏でる」が重要で、成果発表としてリモートによる合同演奏会を行う。

 

C→BRASSウインドオーケストラ(所在地:沖縄県那覇市)
【みんなのオンライン合奏プラットフォーム】
新型コロナにより、子どもたちの吹奏楽の体験と交流機会が減少し、吹奏楽人口の減少や技術の低下にもつながっている(課題①)。
従来から、沖縄県では音楽家が音楽活動だけで生計を立てることが難しい状況であったが、コロナによる音楽環境の悪化も相まって、音楽家になる夢を子どもが更に持ちづらくなっている(課題②)。
当団体では、2022年に子どもたちへの音楽体験の提供を対面、オンライン双方で実施し、2023年も質の高い音楽体験を提供しようとしているが、地理的制約、対面での対応の制約、広報や子どもへのフォローの不十分さから、どんな子どもでも参加できる音楽体験の形が実現できていない(課題③~⑥、詳細は下記III. 参照)。
本事業では、オンラインでの合奏機会を(1) コンクール課題曲、(2) 海外でも有名な曲、(3) 沖縄の曲で提供することで、参加に制限を設けず(課題③、④、⑤の対策)、合奏参加募集の前に各楽器のオンライン交流・講習会を設けることで技術レベルに関係なく子どもたちが参加でき、交流することができる(課題⑥、①への対策)プラットフォーム構築を目指す。
更に、オンライン合奏サポートスタッフを設置することで、演奏技術や録画方法などに不安を持つ子どもが気軽に相談して不安を解消できるようにし、音楽編集者が音のミスを目立たないように編集する形で、更に参加への不安を除くようにする(課題⑥への対策)。
C→BRASSは音楽専門教育を受けた若手奏者の集まりで、本事業の交流・講習会、オンライン合奏、オンラインサポートの全てに参加することで、子どもたちがプロ奏者と直接交流する機会を持ち、音楽家への夢を膨らませる一助となることを目指す。ひいては、若手奏者にとっても活動の機会となり、音楽家が音楽家として生きていくことができる社会の醸成につなげる。

 

一般社団法人 楽友協会おきなわ(所在地:沖縄県那覇市)
【音楽と映像でめぐる世界の旅 / 音のかたち→おでかけクラシック~一緒にホールへ行こう!】
学校別に①か②を選んで音楽ワークショップを行い、最後はホールから同時中継でそれぞれの地域の公民館等から、子ども達・地域住民と交流する③を行う(3拠点を想定)。
①音楽と映像でめぐる世界の旅:事前に色々な国の作曲家の曲をプログラムし、子どもたちのリクエストを募り演奏する。背景にはグリーンバックでその国の様子が分かる映像やオペラの舞台セットなどを映し、実際にその曲が生まれた場所の雰囲気を感じてもらう。また、地図を画像で用意し、国の場所を考えたり、作曲家の面白いエピソードを交えたクイズなども行い、双方向での交流を目指す。
②音のかたち:音の正体である振動を目に見えるかたちにするクラドニ実験を通し、音=振動を体感する。色んなジャンルの音楽を演奏しての比較や、子どもたちや演奏家がそれぞれ校歌を歌ったときの図形の比較などを行う。③おでかけクラシック:コンサートホールへ出かけて音楽を聴く一連の流れをガイド役(役者を想定)の目線で体験する。ホールに入るところから、受付を通り席に着き鑑賞する。ZOOMのブレイクアウトルームなどの機能を使い、事業対象者はグループ(地域別)に分かれてガイド役と会話しながら席を選んだりする。コンサートは観客が画面越しに質問したり、演奏者が答えたりする双方向のコンサートを目指す。また、ハープやコントラバスなど、離島への運搬が困難で接する機会の少ない楽器を選定し、配信の技術を用い楽器の内部や、ハープの足下を拡大して見せるなどして、観客の興味関心を呼び起こす。更に、実際の大きさをイメージ出来るように事前に実物大の大きさでプリントした楽器の絵を現地に送るなどの工夫も行う。他にも先のガイド役と演奏者がステージ裏や音響室なども案内し、バックステージツアーも行う。演奏者には、国内外で活躍する演奏家も招き、沖縄で活動する演奏家が一流の演奏家とともに演奏する機会を提供する。

 

株式会社 NO MARK(所在地:沖縄県那覇市)
【地域探求型 アクティブラーニング】
沖縄で起きている社会課題に触れながら、その課題を生徒が「自分ゴト」として捉え、解決へ向けた取り組みについて考える学習です。主体的・対話的な学習を通して、生徒の「生きる力」を育み、「社会人基礎力」の醸成を図るプログラムです。ミッション(課題)には沖縄が抱える基地問題及び平和学習をはじめ、伝統文化・自然・暮らしなど、多岐に渡り展開。NO MARKの強みである動画制作・LIVE配信のノウハウを生かした事前学習・事後学習もオプションプランとしてご用意しています。

 

合同会社沖縄文化空間オーシーズ(所在地:沖縄県宜野湾市)
【こみかる】
沖縄の子どもたちの抱える ①「自己肯定感の欠如」、②「子どもの体験格差の問題(体験貧困)」、③「地縁関係の希薄化」という3つの課題に焦点をあて、オンラインとリアルによる双方向型の文化体験・交流プラットホーム「こみかる」を構築し実践(活用)することで、地地理的経済的な格差に左右されない体験・交流する機会を創出し、成功体験を積み重ね、それぞれの住む地域を知り興味を持つ事で、課題と向き合い、共有し、解決に向けた取り組みを行う。

 

株式会社ワンスペース(所在地:沖縄県宜野湾市)
【オンライン合同職場見学プロジェクト】
コロナ禍で中止を余儀なくされてきた職場見学をオンラインで実施することで、これからの時代に生きる子ども達にとってさまざまな価値を見出すことができる。
小学校において、プログラミング教育が必修化される中、学校現場ではITリテラシーの低さやICT環境整備の遅れが課題視されたが、コロナ禍によりGIGAスクール構想が加速し、一気にオンライン化が広がった。現在は職業人講話や職場見学・体験なども対面に戻りつつあるが、オンライン化で子ども達の学びは驚くほどに進化している。
オンライン化を「代替だった」「元の体制に戻す」と捉えてしまえば、学校教育の退化が懸念される。
予測の難しい時代に突入し、いつまた感染拡大やクラスターが起こるかもしれない中で、職場見学の実施か中止かを議論するよりも、オンライン化により「職場見学は中止にならない」という当たり前の未来を実現したい。
さらに、オンライン職場見学を実施することで、複数校を同時に受け入れることが可能となるので、質疑応答の場面などで学校間交流が生まれる貴重な機会にもなりうる。
学校側にとっても、年間計画や受入れ開拓、大型バスの手配や安全対策など、細々な調整ごとが軽減され、予算削減にもつながり、年に一回程度の職場見学が、年に数回実施できる可能性も生まれ、子ども達にたくさんの学びの機会を提供することができるようになる。
企業側にとっては、オンラインにより距離や離島地域等を問わず受入れることができ、また、衛生面やセキュリティ、伝統工芸など受入れが難しいとされた見学も実現できるようになり、更には、CSR活動やSDGs活動への取り組みとしてその機会を提供することができる。
これらの機会を満足に提供するためには、単に映像や音声を流すだけにとどまらず、子ども達の興味を引くような映像切り替えや聞き取りやすい話し声など、機材の工夫も不可欠である。

 

まくとぅ(所在地:沖縄県うるま市)
【沖縄を知り学び配信し交流するプロジェクト2023】
沖縄を知る事学ぶ事そして発信しよう。
沖縄の復帰50年と生活環境、地域環境、そして自然環境を発信していく、そのことで異文化交流や異世代交流も生まれてきます。
先ずは市町村単位での子ども支援の場をより多く作っていく事(土台創り)。(県内離島とへの調査なども実施)
・ニーズ調査(子ども達の場を創る、取り巻く地域の方々を巻き込む)をしっかりと行います。(アンケートの実施)
・子ども達の取り巻く環境の調査(行政や社協など公的機関への調査)、実態把握など。(県内離島とへの調査なども実施)
・子ども達の場の形成(食であったり、体験や経験などの場を創り)し、自らが発信の必要性を探る。

 

【ネットワーク形成調査部門】 
琉球新報社・スタジオレゾナンス共同事業体(所在地:沖縄県那覇市)
【「みんなの配信と交流プラットフォーム」におけるネットワーク形成調査事業】
-社会課題(事業の背景)
沖縄県は島嶼地域であるという物理的要因が体験プログラム及び交流機会の障壁となっていたが(例:離島の部活動派遣費問題等)、コロナ禍によりさらに深刻な機会の喪失が生じている。学校行事だけではなく、コロナ禍の影響で地域の伝統芸能及び文化も伝承存続の機会を失っている。子どもたちを対象とした体験イベントまた地域で継承されてきた無形文化資源の研鑽は、たった1回の延期でも負の影響は大きく、同等の効果のある新たな体験プログラムの開発が喫緊かつ重要だと考える。
-社会課題に対する活動および貢献
上述した社会課題の解決には、オンライン配信技術が有用であるということがコロナ禍において社会的にも理解されつつある。直接的な接触を避けることができるので感染対策としては申し分なく、またオンラインによって遠隔地を結ぶことが容易なため離島僻地ゆえの阻害要因を解決することができる。しかしまだその知見は共有されておらず、またネット回線の問題などインフラとしての課題も残されている。配信事業の現場やプログラムを提供している団体は複数あるものの、その知見やノウハウが共有しているとは言えないのが現状である。それを解決し交流機会を「あきらめない」ために、配信技術情報の共有や事業の知見やノウハウを発信者側だけではなく、受信者もともに共有できるネットワーク形成を行いたい。配信技術を使った体験及び交流プログラム創出という事業を自律的かつ持続的なプラットフォームを形成することで、より多くの受益者を包摂し公益性を担保することができると考える。新聞媒体とウェブを活用し、広く県民に知らせることでより有効なものとしたい。

 

【配信技術調査部門】
NPO法人沖縄イベント情報ネットワーク(所在地:沖縄県那覇市)
【おきなわ配信研究所】
2020年3月頃から急速に広まったコロナ禍により、多くのイベントが中止、延期となった。これにより、沖縄のパフォーミングアーツに携わる人たちは活動の場と収入を無くし、離島の子ども達は巡回公演やワークショップでの体験機会を失い、地域芸能の担い手達は継承の困難に晒された。これに対し、あらゆるイベントがインターネット「配信」を行うようになり、イベントに参加する側も配信を視聴したり、コミュニケーションツールとして活用した。
2023年1月、コロナ禍は落ち着きを見せつつあるが、前述の問題は、コロナ以前から存在し、沖縄が取り組んでいかなければならない課題である。今後もまた、パンデミックや経済危機などで直面した時、何時でも誰でも何処からでも配信できる環境を準備しておく事で、社会課題に貢献したい。
配信には、音響、映像、ネット環境など、幅広い知識と機材が必要なため、コロナ禍で緊急的に行われた配信では充分な品質の配信ができていない事例もしばしば見られた。また、離島などでは人材や通信インフラが整わず、配信ができない場所もあるなど、課題も残された。一方で、リアルイベントの代替えではなく、配信ならではの利便性や新たな表現方法も見出されている。
私たちは、配信に関する技術情報の調査研究と共有、配信機材やインフラである回線の共有、配信技術者の派遣と養成などを通じて、配信を活用した体験と発信が、地域や経済的事情などの格差なく、あらゆる団体や個人に担保され、「配信プラットフォーム」が県内に定着した状態を目指し、新たな価値の創出する活動を行う。