募集中の基金

宮古島:食支援とシェルター支援基金

誰のため/なんのため
物価高騰のなか、宮古島周辺の子育て世帯等への食支援、DV等被害者等の避難先を確保したい

物価高騰など大変な状況の中、食支援を必要とする人が増えています。

また、もともと深刻な状況にあるDV被害者等は、こうした状況の中、これまで以上に我慢を続けています。社会資源が限られる沖縄県の離島・宮古島で、食支援、緊急避難先の確保を継続するために、ご寄付へのご協力をお願いします。

活動主体
一般社団法人宮古島こどもこそだてワクワク未来会議

「すべての子どもに居場所を」を合言葉に、①こどもと家庭の困りごとの相談に応じ、②適切かつ信頼できる機関・メニューに繋げ、③足りないものは自ら創るを基本に活動しています。

 

民間の強みを活かし、住民、企業、団体、行政等の多様なステークホルダーとの協働により、ひとり親、子ども、支援に繋がりにくい人等への支援を実施しています。

活動内容・お金の使い道
宮古島での食支援およびDV被害者等への避難場所の提供

〜食支援〜

  • 食支援の拠点である「ふれあい冷蔵庫ゆくいちゃ」において、生活困窮、ひとり親、DV等の様々な課題を抱える家庭を対象に、食品の提供等を行います。
  • 食品は、本基金からの寄付を活用して購入する他、地域の食支援事業とも連携して提供します。
  • 利用料は無料とします。

 

〜シェルター

  • 食支援利用者のうち、DV被害等にある親子を対象に、公的シェルター、生活困窮者自立支援、行政ステップハウス等の利用に困難がある又は利用調整に時間を要するなど、特に緊急的な支援を要する場合には、食支援と合わせて居所(避難場所)を提供します。
  • 避難場所は、警察及び民間宿泊施設等と連携して、安全及びプライバシーが確保された部屋を提供します。
  • 原則として夜間休日を問わず対応し、当日から受け入れを開始します。
  • 行政等と連携し、利用期間は公的支援の導入調整がつくまでの1週間程度を目安とします。
  • 利用終了後の自立に資するよう、利用開始時から関係機関と密に連携を図ります。
  • 利用料は無料とします。

活動の背景・社会環境
養育環境に課題を抱える沖縄県、離島でも深刻な状況がある

沖縄県は、母子世帯の出現率、世帯所得、進学率、中退率など養育環境において、長年にわたり複合的な課題を抱えています。社会資源がより不足する離島では、その状況はさらに深刻です。活動を行う宮古島市では、全国で最も高いとされる家賃高騰に加え、昨今の全国的な物価高騰が重なり、早急な支援が求められています。

 

とりわけ緊急性が高いのは、DV 等の深刻な課題があるにも関わらず、公的支援が届きづらい人たちです。弊団体では2020年頃から食支援事業(休眠預金の活用含む)や、DV 被害等にある親子を対象としたシェルターを民間資金のみで運営してきた中で、離島における地域性を踏まえ、より柔軟かつ迅速に対応できる体制を整備する必要があると考えています。

この活動の協力者/地域資源
行政、社協、地域の事業者等と連携して実施
これまでの活動・実績
相談・食支援、居場所等コーディネート、拠点型居場所、シェルター、体験イベント等を2020年から実施

  • 2020年からひとり親家庭等へ食支援を実施、2024年からは休眠預金を活用してコミュニティスペースを併設する「ふれあい冷蔵庫ゆくいちゃ」を拠点とし、食支援を実施している(休眠預金の活用は2024年度の約1年間)
  • 訪問相談支援(県委託):専門職の相談・食・同行支援等
  • 居場所等のコーディネート(県):行政職員及び居場所に助言、研修開催、社会資源への繋ぎ等
  • 拠点型子どもの居場所(市):貧困や不登校等の子どもの居場所。学習、食、キャリア形成支援等
  • その他、フードパントリー(県)、DV等シェルター、離島の体験機会イベント等

寄付募集のゴール・これからの活動
これからの活動

今回のご寄付を活用して、食支援、DV被害者等への支援を継続します。また、ご寄付、委託、助成等の様々な資金により、離島である宮古圏域(宮古島市・多良間村)の支援に繋がりにくい人、行政が把握しにくい人たちと積極的に繋がり、必要な支援を届けます。

ご確認事項

※(公財)みらいファンド沖縄を通じた本基金へのご寄付は、税制優遇の対象です。詳細はこちら

※本基金への寄付額のうち15%を(公財)みらいファンド沖縄の基金運営費に充当させていただきます。