【報告】2/16地域の「つなぎ手」人材育成を考える円卓会議2013 開催
2013年2月16日(土)、那覇市職員厚生会館3階 多目的ホールにて、「地域の『つなぎ手』人材育成を考える円卓会議」を開催いたしました。当日は企業、NPO、行政等、41名の方々にご来場いただきました。
地域社会の問題を解決するためには、地域で活躍している異分野異業種の方々がつながり、コラボレーションしていき、解決に向かっていかなければなりません。
異分野異業種の方々が出会い、お互いの問題を共有し、解決のアイデアを生み出し、実現に向けて動き出していくためには、どのような機会や人材育成が必要なのかを、今回の円卓会議で協議しました。
>>当日の配布プログラム【pdf.】
まずは、論点提供者の久場氏(那覇市市民文化部まちづくり協働推進課)より、人材発掘・育成の観点から、なは市民協働大学と那覇市協働大使の取り組みの紹介がありました。また、市民組織の例として、「那覇市によるまちづくり推進協議会」の活動紹介もありました。
各分野、地域において、地域の人材が出会うような場を創出してきた久場氏からの論点提供として、「求められる人材とはなにか」また「求められる人材を育成するにはどうしたらよいか」という2点が提議されました。
次に、県外より来沖された長浜氏(NPOマーケティング研究所)による、草莽塾での取り組みが紹介され、NPO・NGOに対するプロボノの参加により、社会(地域)全体の課題解決を促進する仕組みの説明がありました。
後半では、着席者を中心に論点を協議。ファシリテーター(宮道)によるまとめも適宜はさみながら、議論は深まりました。
ビジョン大学院で学んだことを、現在のNPOの活動に大いに役立てていると語った金城氏や、ビジョン大学院とまちづくり協議会との人材交流を提案した粟国氏、会社の社員も会社だけでなく地域に育てられていると語った石原氏、みなさんそれぞれの立場からの意見が交わされ、会場も大きくうなずいたり、一斉に拍手が起こったりと、会場全体で参加しているという意識が高い会議でした。
着席者の方々、会場にお越し下さったみなさま、ありがとうございました。
【補足】
今回、初の試みとして、円卓会議に株式会社アイセック・ジャパンの「e-ミミ」サービスを利用しました。 マイクをもった着席者(発言者)の声を瞬時に文字化していく様子が、画面で確認できました。
>> http://www.iscecj.co.jp/e_mimitop.html
(右スクリーン:e-ミミ利用 発言が文字化されています)
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地域の「つなぎ手」人材育成を考える円卓会議2013
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【論点提供】 「異分野・異業種のコラボレーションを生み出すには」
久場 祐介 氏
(那覇市 市民文化部まちづくり協働推進課 主事)
【情報提供】 「NPO・NGOの人材育成 ~草莽塾での取り組み~」
長浜 洋二 氏(NPOマーケティング研究所 代表)
■開催日時 2013年2月16日(土)13:00~17:00
■会場 那覇市職員厚生会館 多目的ホール(那覇市上下水道局庁舎B棟3階)
■着席メンバー 生産者・流通・使用者・消費者・メディアに所属する有志
■主催 新しい公共の人材育成と資金循環の持続可能なしくみ構築事業共同体
(NPO法人まちなか研究所わくわく・公益財団法人みらいファンド沖縄)
●円卓会議プログラム(予定)
13:00 オープニング
13:10 <論点提供>
「異分野・異業種のコラボレーションを生み出すには」 (久場祐介氏)
13:30 <情報提供>
-NPO・NGOの人材育成 ~草莽塾での取り組み~ (長浜洋二氏)
-県内の「つなぎ手」人材育成の取り組み ~沖縄地域社会ビジョン大学院~ (宮里大八氏)
15:10 協議
<質疑応答>
<まとめ>
17:00 終了
■着席出席者(順不同)
【論点提供者】久場 祐介氏(那覇市 市民文化部まちづくり協働推進課 主事)
【情報提供者】長浜 洋二氏(NPOマーケティング・コンサルタント)
粟国 智光氏 (那覇市中心商店街連合会 調整担当役員/那覇市第一牧志公設市場組合 副組合長)
宮里 大八氏(琉球大学 産学官連携推進機構 特命准教授)
金城 隆一氏(NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい 代表理事)
上間 正敦氏(沖縄タイムス社 編集局社会部部長兼論説委員)
石原 地江氏(有限会社アンテナ 代表取締役/久茂地小学校PTA会長/沖縄県中小企業家同友会 理事)
ファシリテーション:宮道 喜一(NPO法人まちなか研究所わくわく)
司会進行:平良 斗星(公益財団法人みらいファンド沖縄 副代表理事、エフエム那覇 代表)