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【バドミントン基金】助成による初の講習会を粟国島で実施

2010.10.07


 
 みらいファンド沖縄の第一弾基金「沖縄離島バドミントン基金」は、今年7月にスタートしました。コンダクターに任命された大見謝礼恒章さんはその後、ご自身の離島への出張の度にチラシを配布したり、行政や学校の関係者へ説明へ行かれるなど、地道な活動を続けてこられました。その甲斐あって、みなさまからの寄付も少しずつ集まりはじめており、基金からの助成で開催する講習会が、初めて行われました。


 記念すべき第一回講習会は、2010年9月14日(水)に粟国島で開催されました。粟国村立小中学校体育館を会場に、ちょうど30名の小・中学生が参加しました。講師は、当基金のコンダクター大見謝さん(写真左)自ら担当し、そのアシスタントとして、社会人選手としてバドミントンに取り組んでおられる津嘉山ゆいさん(右)に担当していただきました。
 

 
 講習会では、まずグループを2つに分けました。バドミントンの経験の浅い子ども達のグループは、基本的な動きの確認を中心に行なわれました。一方、ある程度の経験があるグループは、さまざまな練習メニューを紹介する形で行われました。
 どちらのグループも、この講習会中に技術をアップさせるのではなく、「練習のしかた」を伝えることにより、普段の練習に活かしてもらおう、ということに力点が置かれました。普段指導にあたっておられる学校の先生方も今後の指導に活かそうと、その様子を真剣なまなざしで観察しておられました。
 

 
 参加している子ども達も、とても熱心に練習に取組み、広い体育館もすぐに熱気を帯び始めました。初めて経験する練習メニューに、戸惑ったり、夢中になったりしながら、とても楽しそうでした。動きをお互いにチェックする風景もあり、指導を受けたことを少しでも身体に馴染ませようと、みんな真剣。2時間の講習会はあっという間に終わりを迎えました。
 
 講習会終了後は、見学に来られた保護者の方や先生へ、この基金の説明を行いました。実は、この基金への最初の寄付は、粟国島からだったのです。そこで、コンダクター大見謝さんがお仕事の関係で粟国島へ行かれるこの機会に、第一回講習会を粟国島で開催しようということになったのでした。子ども達もさることながら、講習会の開催中に次々と集まってきた先生方や保護者の方々、島民の方たちの笑顔を見て、次はどの離島で開催しようかと夢が膨らんだ第一回講習会でした。
 
 この講習会にご協力いただきました粟国村立幼小中学校のみなさま、保護者のみなさま、島民のみなさまに、御礼申し上げます。
*写真はすべて四方正良さんからご提供いただきました。ありがとうございました。
 

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 「沖縄離島バドミントン基金」では、離島でバドミントンに取り組む子ども達に指導員を派遣する活動へ、助成を行ってまいります。この取組みをどうぞ応援してくださいますようお願いいたします。
 
「沖縄離島バドミントン基金」への寄付の方法はこちら
 
■9月30日現在の基金の状況 

みなさまからの寄付金総額   54,300円
この講習会の費用と基金運営費の合計 32,732円
 *講師アシスタントの交通宿泊費・日当、チラシ等作成費の合計です。
  今回の講師は、ボランティアでご協力くださいました。

*10月5日の沖縄タイムスにこの基金が紹介されました。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-05_10862/