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【CSRヒトワク】第4回放送終了

2010.08.26

本日のゲストは沖縄コカ・コーラボトリング株式会社(以下、沖縄コカ・コーラ社)より嘉手苅 修様、NPO法人 どうぶつたちの病院より金城道男様にお越しいただきました。

本日聞き逃してしまった方も下のポッドキャストでお聞きになれます。

■再放送:放送当日日22:00~、毎週土曜日11:00~(次回まで今回の放送を流します)


沖縄コカ・コーラ社は様々な環境保護活動に取り組んでいるのですが、またヤンバルの水を使った飲料水を販売しているので、ヤンバルに対して恩返ししなければならないという気持ちがあったとのことです。そこで5年前から、工場が沖縄で出来ることは何かないかと考え、「植樹祭」でどうぶつたちの病院に講演を依頼したことがきっかけで、二者の提携関係が始まりました。

これまでに寄付型自販機の売上の一部をどうぶつたちの病院へ寄付するなどの活動を行ってきましたが、今回は2010年5月17日から開始した「ヤンバルクイナ生態調査」についてお話しいただきました。
寄付協力以外にも、沖縄コカ・コーラ社とどうぶつたちの病院が新たな取り組みとして出来ることはないかと考え、始まったのがこのプロジェクト。
沖縄コカ・コーラの持つインフラ=自販機とどうぶつたちの病院が持つ知識・つながりを上手に活用した事例ですね。

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ヤンバルの水を使っているのだから
ヤンバルのために何かしないといけない
長期に渡るものだからこそ価値がある
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(沖縄コカ・コーラボトリング(株) 嘉手苅 修様)

このプロジェクトは、コカ・コーラ自販機に録音機を取り付け、ヤンバルクイナの鳴き声を記録し、そのデータをどうぶつたちの病院へ送付して、その生態を調査するというものです。まだ始まったばかりのプロジェクトですが、長期に渡るプロジェクトなので、データを有効に活用出来れば一日のうちでどの時間帯に鳴くことが多いのか、季節変化もわかっていくそうです。(すごい!)

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中南部もヤンバルの水を飲んでいる
無関係ではない
これをきっかけにヤンバルクイナの
保護意識の普及につながった
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(NPO法人 どうぶつたちの病院 金城道男様)

やはり生体数が少ないこともあって今は試行錯誤して頑張っています。
データを解析するには専門の知識・技術が必要ですので、沖縄工業高等専門学校が音声解析を協力しています。
こうした様々なアクターの協力が、沖縄の大切な自然を守ることにつながるのだと思います。



ラジオを聞き逃した人は再放送かPodcastで是非聞いてみてくださいね!
お二人がヤンバルクイナの保護にかける熱い想い、自然への感謝の気持ちが伝わってきます。

(宮里)