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【報告】みらいファンド沖縄主催公開勉強会(ぱくと・たくす第一回ゼミ)終了

2012.06.06

みらいファンド沖縄では、地域課題の解決に取り組むNPOが継続的に活動できる資金循環の環境を整えることをめざし、不定期で勉強会を開催しています。

2012年度一回目は「CANPAN×NPO」と題して、日本財団が提供する公益事業コミュニティーサイト「CANPAN」リニューアルに伴う説明を兼ねて公開勉強会(ぱくと・たくす第一回ゼミ)を2012年6月5日(火)に行いました。

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「CANPAN」×NPO 勉強会
日 時:2012年6月4日(月) 16:30~18:30
会 場:那覇市NPO活動支援センター会議室
講 師:高島 友和
(日本財団CANPANプロジェクトファンドレイジング支援チームマネージャー) 
プログラム:
・CANPANの寄付実績2万人から見えてきたリアルな寄付動向
・ソーシャルメディアからクラウドファンディングまで最近のIT・Web事情
・CANPAN寄付決済システムのサービス一覧
・情報発信から収集まで、CANPAN活用術
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当日はみらいファンド沖縄が寄付募集活動支援を行っている「寄付と助成のプログラムぱくと・たくす」の採択団体をはじめ、その他のNPOにもご来場いただき、予想を上回る26名の参加がありました。
日本財団やCANPANリニューアルに関して興味を持たれたようです。  

みらいファンド沖縄が、寄付募集活動支援をする団体にはCANPANの団体情報開示度五つ星を取得することを推奨し、団体の活動内容はもとより、収支報告などを行って外部への信頼の醸成を図っています。

今回は更にファンドレイジング力(寄付募集力)をアップさせるために情報発信力の向上を目指し、CANPANやソーシャルメディアの活用について学びました。


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「個人は共感ベース、組織(企業など)は信頼度でNPOを支援するか決める。」
「ブログやSNSで個人に共感してもらい、HPやCANPANなどで情報開示をして組織に信用してもらうことが大事」
(高島 友和(日本財団CANPANプロジェクトファンドレイジング支援チームマネージャー) 
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テレビやラジオで放送されたとき、講演会やワークショップの後、名刺交換をした日、それぞれが興味関心を持つタイミングがあります。
そのチャンスを逃さないように、様々な方法で情報発信する準備や体制を整えることの必要性を高島さんは説いていました。

皆さんも何か気になる情報を手に入れたとき、まずはネットで検索しませんか?
その時に調べた情報が何ヶ月も放置したHPやブログだと、支援をためらってしまうでしょう。

また、しっかりと情報発信した上で、クレジットカード寄付システムなど、その場で支援しやすい環境を整えておけば、寄付による支援を得られるかもしれません。

日々の業務に追われて後回しにしがちな情報発信・Webの更新などについて、皆様の団体でも一度見直してみませんか?

みらいファンド沖縄では今後もこのような勉強会を開催していきます。皆様のご参加お待ちしております。

参考情報
【CANPANとは】
CANPAN(カンパン)は、市民活動を行う人たちが、活動内容を情報として発信し、その活動に共感した人が寄付などの形でこれを応援する「活動応援サイクル」を加速するための取り組みを行っています。

市民活動に取り組む方々の情報発信をお手伝いすることを目的に、以下のような情報発信ツールを提供しています。
・CANPANブログ(無料)
・団体情報データベース(自主登録)
・事業成果物(NPOの活動成果等に関する資料の公開とノウハウの共有サービス)
・助成制度情報

【URL】
CANPAN
http://fields.canpan.info/
日本財団
http://www.nippon-foundation.or.jp/