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【CSRヒトワク】第16回放送終了(3/24)

2011.03.24

本日は、特定非営利活動法人まちなか研究所わくわくより宮道喜一さん、ゆいまーるfor東北より野中光さんにお越しいただき、防災・災害支援活動についてお話いただきました。

本日聞き逃してしまった方も下のポッドキャストでお聞きになれます。



■再放送:放送当日22:00~、毎週土曜日11:00~(次回まで今回の放送を流します)

  
3月11日に東北地方太平洋沖地震がおこりました。「震災で被害にあった人たちのために何かしたい」という県内の学生が集まり、翌日には「ゆいまーるfor東北」が発足しました。「ゆいまーるfor東北」は、13日から10日間、毎日那覇市国際通りと北谷町美浜で街頭募金活動を行った学生団体です。
これまでに集めた寄付金は400万円以上。それを、みらいファンド沖縄が行っている“募金預かり支援”を通じて、日本財団CANPANプロジェクトへ寄付しました。

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“沖縄でできることは何か”を、今後予定され
ている勉強会で明確にしていきたい。

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(ゆいまーるfor東北 野中光さん)

また、地域のまちづくりを支援するため、防災活動にも取り組んでいる宮道さん。
災害時と平常時には、明確な区切りはなく、日々の防災への意識と取り組みが大切だと語っていました。
また、今回のような募金には直接被災者へ配分される義援金と、被災地や被災者を支援するために活動している団体等へ届く支援金という大きく分けて2種類ある、ということも説明され、その違いを見極めることも大切であると強調されていました。

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寄付活動には重要な意味があります。
現在は1次的募金。節目節目で寄付が必要
であり、長期的スパンで考え行動することが
大切です。

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(特定非営利活動法人まちなか研究所わくわく
 宮道喜一さん)

被災者支援活動という場合、長期的スパンで考えて、各段階でのサポートが必要です。それぞれの段階で、必要とされる支援内容、支援物資、人材などが異なります。そのニーズをできる限り拾い上げ、対応していくか・・・とても大きな問題です。
「ゆいまーるfor東北」では、今後沖縄でできることは何か、沖縄ですべきことは何かということを、勉強会を開催し目標設定をしていくそうです。
これからも確実に被災者支援が必要となる状況が続くでしょう。その時には、『突発的に個人で動くのではなく、事前に情報収集したり準備をしてから行動することが大切であり、“待つ”ことも非常に重要』と宮道さんの言葉にあるように、被災者側のニーズに合った対応と行動が私たちにどれだけできるかが課題になると思います。

私たち県民個人ができること、企業やNPOができることはそれぞれ違うと思います。
その専門性や得意分野を生かした支援が広がって欲しいと期待しています。


【関連情報】
■東日本大震災被害地への支援に関するお知らせ(那覇市NPO活動支援センターブログ)
http://nahanpo.ti-da.net/e3338319.html
■ゆいまーる for 東北
http://yuimaarufortouhoku.ti-da.net/
■沖縄県ボランティア・市民活動支援センター(ボランチュねっと)
http://volunchu.net/
■みらいファンド沖縄 募金預かり支援について
https://miraifund.org/website/?page_id=1517

(タマシロ)