【CSRヒトワク】第35回「新垣菓子店×ぴんく・ぱんさぁ」放送終了(2/9)
バレンタインデーまであと〇〇日・・・。
今年は何個もらえるかなー。そんな淡い期待をよそに、
逞しき女性達は自分で食べる用のチョコを買っているのでしょうか。
さて、第35回目の本日のゲストは言わずとも知れたちんすこうの名店
「新垣菓子店」から新垣正枝様と、NPO乳がん患者の会「ぴんく・ぱんさぁ」与儀淑恵様にお越しいただきました。
本日聞き逃してしまった方も下のポッドキャストでお聞きになれます。
■再放送:放送当日22:00~、毎週土曜日11:00~(次回まで今回の放送を流します)
実はお二人の出演は今回で二回目。
あれから一年半過ぎた今も情熱は冷めることなく、更にパワーアップして協働を進めていらっしゃいました。
2010年に始まった協働は新垣菓子店の従業員の7割を占める女性社員からの提案で始まった、バレンタインデー企画商品の売り上げの一部をぴんくぱんさぁに寄付するという「寄附付き商品」の販売でした。
その後も2社の関係は継続的に発展していきます。
ちんすこうを食べながら乳がんのセミナーを受ける「salon de chinsuko」。
ゴールデンキングスの試合で乳がんの事を考えるレディースデーの実施など
幅広い分野での連携をすることによって啓発を進めてきました。
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「バレンタインデーは女性が幸せを与え、自身も幸せになる日。そのお裾分けをして沢山の女性が元気になってほしい。」
(新垣菓子店 新垣 正枝様)
「乳がんは女性だけの問題ではなく、そのパートナーである旦那様や彼氏にも理解してもらい、互いに検診を勧めるような環境を作りたいです。」
(ぴんく・ぱんさぁ 与儀 淑恵様)
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そして、2010年10月には今後の活動の拠点となる、乳がん患者のための情報発信やケア体験を共有するサポート施設「ぴんく・ぱんさぁリボンズハウス」を浦添市に開設しました。
沖縄県内には年間700名もの女性が乳がんの告知をうけています。
誰しもがその当事者になりうる可能性がある病気ですが、早期発見による治療が効果的です。
新垣菓子店のちんすこうを食べることで、乳がんについて真剣に考えるきっかけになるかもしれません。
NPOが行う活動を企業が支援する。
それには色々な方法がありますが、互いに良いパートナーであるには
①無理をせず、本業でできること。
②社員自身が取り組んでいること。
③NPOとのコミュニケーションがしっかりとれていること。
この3つが今回のお話から感じ取れました。
一見関連のなさそうな2社の取り組みと、仲睦まじいwin―winの関係が評価され、昨年のCSRフォーラム2011では、120名の参加者が投票し見事ユニーク賞を受賞されました。
与儀さんがちんすこうの話をしたり、新垣さんが乳がんセミナーの話をしたり、
ラジオを聴いた方はどちらがどちらの話をしているか分からなくなるくらい、
互いに理解しあっている素晴らしい協働のカタチだと思いました。
【関連情報】
有限会社 新垣菓子店 http://www.chinsuko.com/
ぴんく・ぱんさぁ http://pnkpnsabrg.ti-da.net/
(ガネコ)