【CSRヒトワク】第23回「NECワーキングマザーサロン」放送終了(7/14)
入道雲が眩しい!いい天気だなーと張り切って洗濯物を干した矢先、突然のスコールでずぶ濡れに・・・。
職場からの帰宅後にそんな状況を見ると凹みます。働きながら家事も育児もというのは本当に大変ですよね。
今回のCSRヒトワクはそんな働くお母さん必聴です。
第23回目に当たる本日は、NPO法人マドレボニータ安座間たかな樣にお越しいただき、NEC様との協働事業『NECワーキングマザーサロン』の取り組みについてお話いただきました。
本日聞き逃してしまった方も下のポッドキャストでお聞きになれます。
■再放送:放送当日22:00~、毎週土曜日11:00~(次回まで今回の放送を流します)
二つの団体の出逢いはNEC社会貢献室長(2006年当時)が、子育て支援関連のセミナー会場で、NPO法人マドレボニータの代表吉岡マコさんの講演を見たことがきっかけでした。数ある子育て支援のなかでも、産後の女性を対象としていることに斬新さと着眼点の鋭さを感じ、今後の発展に可能性を見出したことから協働を開始したそうです。
協働事業NECワーキングマザーサロンは、子育てしながら働く女性のクオリティ・オブ・ライフ=生活の質向上を目的としたプログラムで、産後ダメージや精神的な不安定から社会復帰出来ずに悩んでいる女性のために、その悩みを共有するワークショップを中心に提供しています。
2007年開始当初はセミナー形式でしたが、2009年度からより多くの「母となってはたらく」ことを考えたいと思っている女性に参加してもらうため、全国からファシリテーター(司会者)を募集・養成し、それぞれの地域でサロン=ワークショップを実施する現在のスタイルとなったそうです。
NECの協力のもと、これまで行なってきた活動や、独自の調査で浮き彫りになった働く女性たちの実態や悩みなどをまとめた産後白書2なども発刊でき、それが夫や職場などワーキングマザーの周りにも理解を得るために一役買っているとのこと。
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「私自身、出産前は活発に活動していたのに、出産を機に引きこもっていた時期がありました。マドレボニータの産後プログラムを通じて何故自分は働くのか?家族や社会との関係性を見つめ直し、その悩みを共有することで自分の大切にしている「軸」が見えてきます。」
「また、社会復帰・回復する際に大事なのは心身ともに健康であること。適切なボディケアやフィットネスを通じて産後ダメージを回復することが、その後の精神状態を安定にすることにも繋がります。」
(NPO法人マドレボニータ 安座間樣)
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妊娠・出産・子育てについてのケアは幅広く社会の支援があるのに・・・
出産後の「女性」自身は誰もケアしてくれない・・・
私だって辛いのに・・・
出産を経験したママはきっと同じような悩みをかかえていることでしょう。
二児の父でもある私も、うちあたいすることが多々あって、今日は妻に優しくしようと思いました。
「母子手帳を貰うことと同じように、出産後に当たり前のように産後ケアが行われる世の中になってほしい。」
そう語った安座間さんはまさにマドレボニータでした。
NECワーキングマザーサロンは毎月1回11月まで開催されます。
出産後の女性でなくても「子育てしながら働く女性」に関して興味のある方はどなたでも参加可能だそうです。
詳細は下記のHPでご確認の上お申し込みください。
【関連情報】
■NEC 社会貢献活動
http://www.nec.co.jp/community/ja/div/mother.html
■NPO法人マドレボニータ
http://www.madrebonita.com/
(ガネコ)