【沖縄離島バドミントン基金】第9回講習会が与那国島で開催されました
与那国島では通算2回目の講習会を、7月8日(金)から10日(日)の3日間で開催しました。今回、アシスタントとして訪島したのは、第7回講習会(北大東)にも参加した、祝嶺 春俊さん。今年5月に県総合ダブルスで県チャンピオンになった方です。「やっぱり、現チャンピオンだと子どもたちのテンションが違う」と、元チャンピオンのメイン講師 大見謝さんが、ちょっとスネてました(笑)
さて、今回は3日間の訪島だったのですが、8日の到着直後から練習に突入し、3日間で通算13時間半もの練習をしていたそうです! 長時間接していると、子どもたちの変化も見えて、指導にあたった二人も、とても充実したようす。そんな、日本最西端の島でのバドミントンスクールの報告が、祝嶺さんから届きましたのでご紹介します。
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2泊3日で与那国島の与那国中学校と久部良中学校の指導に参加させて頂きました。
初日は子どもたちも緊張しているのか、おとなしい印象でしたが、2日目、3日目となるにつれて声も出てきて、質問も積極的にしてくるようになりました。
練習の内容としては、最初に基本的なステップ練習をやり、フットワーク・ゲーム練習といった流れで行いました。
ステップ練習やフットワークといった基本練習は、今しっかり反復して身につけないと後々伸び悩みに繋がりますので、日頃から取り入れるように指導しました。地味な練習ではありますが、それぞれの目標を明確にし、意識する事で質の高い練習になるよう心がけてもらいたいです。
ゲーム練習では、1日目より2日目、3日目と日を追うごとに上達が目に見えて分かり、私も嬉しく思いました。上達の早い子に共通していることは、アドバイスを素直に聞いて、それを試してみる、という子が多い感じを受けました。
今回の指導を通して、中学生位の子ども達は短期間でもすぐ上達していくんだなと感心しました。また次の指導の機会があれば、子ども達にバドミントンの魅力を伝え、もっと好きになってもらえるように意識しながら指導していきたいと思いました。
★ 祝嶺 春俊さんから 与那国のみんなへのアドバイス ★
上達する最大のポイントは、バドミントンに興味を持ち、バドミントンを好きになる事だと思います。好きだからこそ興味が深まり、自分で考えたり、分からなければ質問をする、という事に繋がると思うからです。
ぜひバドミントンをもっともっと好きになって、上手くなってください!
さて、冒頭でも紹介したように、今回は3日間で13時間半という超ハードスケジュールの講習会でしたが、その間、与那国中学校と久部良中学校の先生方も立ち合ってくださいました。
与那国中学校には、下の写真のような張り紙があったのを大見謝さんが見つけてきました。先生方も一所懸命に指導されているのが伝わってきますね。
与那国中学校と久部良中学校の先生方をはじめ、今回の講習会の開催にご協力くださいました、両中学校PTAのみなさま、ゆのんシャトルクラブのみなさま、民宿さきはら荘のみなさま、そして与那国島のみなさま、今回もお世話になり、ありがとうございました。
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「沖縄離島バドミントン基金」では、離島でバドミントンに取り組む子ども達に指導員を派遣する活動へ、助成を行ってまいります。この取組みをどうぞ応援してくださいますようお願いいたします。
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7月13日現在の基金の状況
講習会のこれまでの延べ開催数 9回
講習会を受講した子どもの延べ人数 222名
派遣した講師・アシスタント延べ人数 20名
寄贈したシャトルの数 840球
2010年7月からの寄付総額 522,400円
今回の講習会にかかった費用 135,600円
*費用には、広報費や振込手数料などこの基金を運営するための事務費用も含まれています。