【報告】おきなわCSRフォーラム2011を開催いたしました(当日の様子)
おきなわCSRフォーラム2011 開催報告その1 |
「おきなわCSRフォーラム2011」を10/28(金)にテンブスホールで開催いたしました。当日は121名の方々にご来場いただき、大盛況となりました。企業からはCSR・社会貢献の担当者や経営者が、NPOからは企業との協働を模索する方々が集まり、加えて行政や学生の方の参加もあり、近年のCSR活動への興味関心の高まりを感じました。
第1部の日本ファンドレイジング協会の鵜尾雅隆さんの基調講演は、隣の席の人に自分の夢を1分で語るアイスブレーキングから始まりました。その後、「新しい時代の協働のカタチ」と題した講演では、時折参加者同士で意見交換をする時間を設けながら、企業とNPOが肩を並べて地域課題に立ち向かっていく重要性について話を深めていきました。
第2部では、県内の企業とNPOの協働事例として、2組に登壇いただき、タイフーンfmの公開収録という形で会場でお話しして頂きました。
この2組のお話は、普段、タイフーンfmで放送している番組「CSRヒトワク」の、初の公開収録として企画したものです。実際に協働を行っている企業とNPOの「生の声」が聞ける、というのがこの番組のポイントになっていますが、今回は声だけでなく、それぞれの深い信頼もにじむ関係性を、会場参加者にはその目で確かめていただけたようで、場内の空気はますます高揚していきました。
この日の公開収録とフォーラム前日の10月27日に鵜尾氏とみらいファンド沖縄代表理事の小阪が「新しい時代の協働のカタチ」をテーマにした対談が下記ポッドキャストでお聞きになれます。
(中央)株式会社リウボウストア 代表取締役社長 茂木 正徳 様
(右)認定NPO法人メッシュ・サポート 事務局長 小橋川 繁 様
(中央)合資会社オキスイ 資源循環事業本部長 鈴木 宏明 様
(右)沖縄リサイクル運動市民の会 代表の古我知 浩 様
【 CSRヒトワク 】第30・31回「おきなわCSRフォーラム公開収録」放送終了(11/10)→こちら
毎月第2・4木曜日15:00〜 タイフーンfmにて放送中
再放送:放送当日22:00~、毎週土曜日11:00~(次回まで今回の放送を流します)
第3部では、参加者全員が8~9名のグループに分かれてワークショップを行いました。「企業とNPOがチカラをあわせてもっと魅力的な社会を創るために、何が課題で何が必要かを一緒に考えよう」と題し、「沖縄を企業・NPO連携で全国1位の県にする委員会」になったつもりで、企業・NPO・行政・学生が一緒のテーブルにつき、所属や立場の制限を忘れ、一人の人間としてよりよい社会を想像し、それを実現させるためには何が必要かを話し合いました。
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参加者の方の感想
「NPOや協働の事例を知ることが出来た。ワークショップもそれぞれの立場からユニークな意見や提案があり、活発な意見交換が出来た。」
(企業からの参加者)
「企業とNPOがテーブルを同じくして情報を共有する重要性を感じた。社会をより良くしていくという志を同じくする人たちがこんなにも多くいることがわかり、夢が広がりました。」
(NPOからの参加者)
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営利(企業)と非営利(NPO)のベクトルは真逆を向いているかのように見えますが、より良い社会を目指しているのは互いに同じ。与える・与えられるの関係ではなく、良きパートナーとして地域課題に立ち向かっていく、その出会いのキッカケとなればと思い、このフォーラムを企画致しました。半数近い方が懇親会まで残ってくださり、名刺交換をしておられました。半年前からこの瞬間を夢にまで見ておりました。ここから新たな協働が生まれることを願っております。
フォーラムの開催を支えてくださいました関係者の皆様に、この場をお借りしまして御礼を申し上げます。ありがとうございました。
みらいファンド沖縄は、これからも皆様の橋渡し役として尽力して参ります。このフォーラムの場だけでなく、皆様からのCSR・社会貢献活動や協働に関するご相談をいつでも承っております。お気軽にご連絡くださいませ。
この集合写真の撮影:DIGICOOL
【関連情報】
日本ファンドレイジング協会
http://jfra.jp/