公益財団法人 みらいファンド沖縄

【CSRヒトワク】第9回放送終了

本日は北限のジュゴンを見守る会から鈴木雅子様、パタゴニア社から土屋彰様をゲストにお迎えして、現存するジュゴンの生息環境調査についてお話ししていただきました。

本日聞き逃してしまった方も下のポッドキャストでお聞きになれます。


■再放送:放送当日日22:00~、毎週土曜日11:00~(次回まで今回の放送を流します)


パタゴニア社では世界的に環境団体へのサポートを行っています。一つは環境助成金プログラムによる活動資金のサポート、もう一つは環境インターンシップ・プログラムという(社員の)労力の提供、及びスキルやノウハウの提供という非資金的なサポートです。パタゴニア社と北限のジュゴンを見守る会の出会いは、日本で初めて野生のジュゴンの保護をテーマにした国際シンポジウムが開催された2000年。その後2006年に北限のジュゴンを未守る会から環境助成金のプログラムへの申請があり、承認されたのがサポートの始まりです。

2007年には土屋さんが個人的に沖縄での調査活動に参加し、翌2008年に正式に環境インターンシップ・プログラムへの申請が承認されたのです。その後は2年連続でこのプログラムが続き、他の社員による調査参加が継続しています。パタゴニア社のホームページには「インターンシップ・プログラムでは情熱を消化しきれずに会社を離れていく社員もいるが、環境保護への情熱をフルタイムで追求する道を選んでくれることは喜び」とあります。鈴木さんは「当たり前のことなんだけれども、環境を守ることこそが企業のミッションだと言い切れるところが本当にすごい、尊敬する」と仰っていました。

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ジュゴンを食み跡(白い筋)を見たら
本当に感動しますよ
活動のきっかけもそれを見たことです
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(北限のジュゴンを見守る会 鈴木雅子様)

調査には多くの労力・知識・時間が必要で、その点パタゴニア社の社員は運動能力の高い人が多く、即戦力になると鈴木さん。そして北限のジュゴンを見守る会のメンバーを皆ベクトルが同じ方向を向いているので、後からでも入っていきやすかったと土屋さん。パタゴニア社と北限のジュゴンを見守る会の双方とも環境保護に対する意識が高く、お互いにモチベーションを高めあっているのだなぁと感じました。協働を行う中でやはり大変だったのが本土との距離感で、情報共有のためにメーリングリストに参加するなど工夫をしているそうです。パタゴニア社としては、事業としてではなくあくまでサポートとして、会の目的を達成するためにサポートを強化・継続していきたいとのことです。

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米国に申請・審査では時間がかかるので
日本社はもっとこのプログラムを
改善・進めていかないといけないと思う
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(パタゴニア東京・神田 土屋彰様)

環境保護への取り組みというのは一時的ではなく、継続して行わなければ成果が上がってこないものなので、今後も活動を続ける上で課題がたくさん出てくると思いますが、今回両者のお話をお聞きして、この方達ならきっといつか目的を達成し、また昔のようにジュゴンがたくさんいる沖縄になってくれるんじゃないかなぁと思いました。ラジオではお二人の仲の良さや楽しんで活動を行っているんだな、という雰囲気が堪能できますので、本日聞き逃してしまった方も再放送やポッドキャストで是非お聞きください!

■パタゴニア http://www.patagonia.com/japan/
■北限のジュゴンを見守る会 http://sea-dugong.org/



(宮里)