公益財団法人 みらいファンド沖縄

【CSRヒトワク】第55回三和金属株式会社「三和金属の社員教育」

年末が近づき、衣替えや大掃除などで家の中もさっぱりすれば、気持ちよく翌年を迎えることが出来ますよね。その際に出るゴミはちゃんと分別してますか?普通ゴミでは出せない金属類もリサイクルしてくれるところがあります。

さて、第55回目の本日のゲストはラジオでもお馴染み、三和金属株式会社から具志堅一真社長にお越しいただきました。

本日聞き逃してしまった方も下のポッドキャストでお聞きになれます。

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121227テーマ「三和金属の社会貢献」三和金属株式会社 代表取締役社長 具志堅 一真
2012年12月27日 更新
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タイフーンfm

■再放お送:放送当日22:00~、毎週土曜日11:00~(次回まで今回の放送を流します)


三和金属は昭和31年に設立し2012年で創立56周年を迎えました。当時は戦後のスクラップを処理することから始め、社会のニーズと共に金属スクラップ→リサイクル事業に展開していったそうです。

本業自体が、廃棄物となった製品をリサイクルして新たな資源を生み出す環境ビジネス。創業者である先代から引き継いだ同社を更に発展させるために、具志堅社長は色々な研修を受けたり、同業者の視察を行ってきたそうです。

そしてある視察先にて学んだ会社経営の方法に感銘を受け、自社にも導入することを決めたそうです。その取り組みは以下の5つ。

①ありがとうカード(感謝の気持ちやこうなって欲しいという要望も含めて従業員どうしで贈り合う手紙)
②ノミ二ケーション(6~8名の少人数で開催。毎回話すテーマを決めてパーソナルな繋がりを作る)
③禁煙手当(禁煙を始めた人も、元々吸っていない人も年に2回5万円の賞金がもらえる)
④勉強会(社長が読んだ本を紹介したり、社員が視察に行った先の事例を学ぶ場。)
⑤寄付活動(創立50周年の2006年から毎年200万以上の寄付を行っている。)

これらの取り組みは急に展開すると社員にも負担がかかると思い、3年かけて少しずつ説明・理解を深めながら導入していったそうです。

しかしながらその「本気度」は本物で、この取り組みのルールや日付(スケジュール)を決めて、自社製の手帳を作ったほど。従業員はその手帳を持ち歩いて読み返し、日々の業務にあたっているとのこと。

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「会社は一つの船と一緒。社長を船頭にそれぞれのクルーが同じ方向を向かって進まなければ成果は生まれません。」
(三和金属株式会社 具志堅一真 社長)
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それぞれの取り組みによって社員に様々な変化がもたらされたといいます。
①社員同士のコミュニケーションが活発になり、「和」が強くなった。
②禁煙手当で「健康」や「家族」のことを考える時間が増えた。(家族からも好評)
③寄付により社会貢献へ寄与することで仕事に誇りが持てた。

特に、ありがとうカードは、感謝やお褒めの言葉が集まったカードを月に一回各家庭へ郵送しており、お父さん・お母さんが職場でどのように仕事しているか、家族も知ることができる素敵な仕組みでした。

具志堅社長はこのような取り組みを自身が代表を務めている間は継続して浸透させたいと考えています。2015年には役員・従業員全員でパリに行くと決めていて、その夢を実現するために従業員同士コミュニケーションをとって一致団結して働いているとのこと。

社員同士のコミュニケーションを積極的に図り、その労働環境を良くすることもCSRの取り組みの一つであることがよくわかる事例でした。

会社内も小さな「社会」。その環境を豊かにすることが、家族・地域へと波及していって良い社会が作られるのかもしれません。

【関連情報】
三和金属株式会社
浦添本社〒901-2122浦添市勢理客4-21-7
TEL098-877-5346/FAX098-879-4465 
HP:http://www.sanwakinzoku.jp/index.jsp


(ガネコ)