公益財団法人 みらいファンド沖縄

【CSRヒトワク】第36回「南西石油・南西グリーンベルトプロジェクト」放送終了(2/23)

少しずつ暖かくなってきたこの頃。桜祭りに出かけたご家族も多かったのではないでしょうか。車に乗って北へ南へ。沖縄県民の足である車を持つ家庭にとってガソリンの値段はいつも気になるところですよね。

さて、第36回目の本日のゲストは県内トップ企業である南西石油株式会社から、大前理穂様にお越しいただきました。

本日聞き逃してしまった方も下のポッドキャストでお聞きになれます。

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120223CSRヒトワク—テーマ「グリーンベルトプロジェクト」南西石油 大前理穂様、比嘉エレナ様
2012年2月23日 更新
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■再放お送:放送当日22:00~、毎週土曜日11:00~(次回まで今回の放送を流します)


県内トップ企業である南西石油のCSR活動は一体どんなものなのでしょうか。
お二人が所属するコニュニケーション&CSR部は、南西石油の代表が川上オズワルド社長に変わってから設立された新しい部署でした。

本社のペトロブラスがあるブラジルでは製油所の周りは緑に囲まれているそうですが、南西石油はそうではありませんでした。
その風景のギャップをどうにかしようと始まったのが植樹によって沖縄本来の森を取り戻す「南西グリーンベルトプロジェクト」です。

その地域の自生植物による、自然の森作り専門家の宮脇教授の指導を得て、講演会などで地元の自治会や商工会などに協力を呼びかけ、周辺地域全体を巻き込んでの実施が決まりました。

自治会やバスケットボールチームの子供たちの協力を得て苗木を作ることから始め、
2009年に行った植樹祭ではなんと1,000名もの参加者が集まる大きなイベントとなりました。



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「最初は社内の意思統一も時間がかかりました。それから地域の自治会長に直接説明することから始めました。」
「従業員も地元の方も、子どもも大人もお年寄りも、植樹を通して土いじりの楽しさを経験するとともに、環境に対する意識の共有ができたことが一番の成果だと思います。」
(南西石油 大前 理穂様:写真中央)

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植樹祭は2011年の第3回で約3000名の参加者と約2万2000本の植樹を行いました。
2012年も11月にも第4回植樹祭が予定されていますので、お近くの皆さんは是非参加されてみてください。

4年前に始めた同プロジェクトがこんなにも大きな広がりを見せているのは何故でしょうか?
一つは「植樹」という行為自体が共感を得やすく、地域や消費者にとってもわかりやすい企業のCSR活動であったからと言えるかと思います。
もう一つは、南西石油の部署名にもあったコミュニケーションという言葉に尽きるかと考えます。

従業員、地域、消費者それぞれのステークホルダーと対話し、コミュニケーションを取ることでそれぞれが求めているCSR活動を模索する。
その姿勢こそが持続可能な組織を目指す、今後の企業としての在り方ではないでしょうか。

植樹祭の当日は200名の従業員総出で休日返上し、ボランティア参加されるそうです。
しかしながら、家族で参加した従業員からは「息子に働くカッコいいお父さんを見せることができた」。
「南西石油が責任を持って安心・安全に配慮していることを伝えることが出来た。」という声が聞かれるなど働くモチベーションアップにも貢献できたかもしれないと大前さんは語ります。

CSRに対する理念が経営者だけではなく社員に浸透したとき、前向きな協力・協働が起き、予想以上の波及効果が生まれるのかもしれません。

CSR活動について方針をお悩みの企業も多いのではないでしょうか。まずは地域や県民とのコミュニケーションから始めるのは如何ですか。

【関連情報】
南西石油株式会社 http://www.nanseigreenbelt.jp/


(ガネコ)