公益財団法人 みらいファンド沖縄

【報告】SIFEワールドカップ2011 視察報告会

2011年10月3日~5日、マレーシア(クアラルンプール)において「SIFE World Cup 2011」が開催されました。『沖縄学生SIFEワールドカップ派遣支援基金』に寄せていただいた、みなさまからの寄付で、今年は2人の学生に助成し、SIFEワールドカップに派遣することができました。
視察を終え帰国した学生2人と、上記基金のコンダクターである牧志さんが企画したワールドカップ視察報告会が11月3日(木・祝)に沖縄国際大学厚生会館で行われました。

※SIFEについて
http://www.sife.jp/
※沖縄学生SIFEワールドカップ派遣支援基金について
https://miraifund.org/?post_type=kikin&p=2085


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SIFE World Cup 2011 in マレーシア視察報告会
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日 時: 2011年11月3日(木・祝) 13:00~15:00
場 所: 沖縄国際大学厚生会館4Fホール
参加費: 無料
参加人数: 35名(スタッフ、発表者除く)
主 催: 沖縄学生SIFEワールドカップ派遣実行委員会
共 催: 公益財団法人みらいファンド沖縄、沖縄大学 学生+、沖縄国際大学NPOカタヤビラ 
視察報告者: 
牧志朝英 (琉球大学4年次 NPOカタヤビラ2代目代表)
島袋大地 (沖縄大学4年次 学生+)
上原大明 (沖縄大学2年次 学生+)

■報告会プログラム
13:00 はじめのあいさつ・SIFEとは (牧志朝英さん)
13:15 学生+のプレゼン披露 (学生+メンバー5人)
13:55 休憩
14:00 今年のSIFEワールドカップの報告 (島袋大地さん、上原大明さん)
14:50 今後の展望 (牧志朝英さん)
14:55 おわりのあいさつ
15:00 懇親会

■概要
「沖縄学生SIFEワールドカップ派遣支援基金」は、グローバルな視野をもつ、沖縄の次代を担う人材を育成することを目的としています。世界約40カ国の大学生NPOの活動の社会的意義や経済効果を発表し、評価される場であるSIFEワールドカップ。このワールドカップへの参加・視察を希望する学生に対し、本基金に寄せられた寄付金から、その移動費を助成しています。今年は2名の学生に助成をし、彼らは10月3日~5日にマレーシアで開催された世界大会を視察してきました。
報告会の前半は、沖縄大学の学生団体「学生+」による、模擬プレゼンテーションがありました。後半は、助成を受けた学生が、今年のワールドカップ視察を通して感じたことや学んだことの報告がありました。
2回目の助成を終えた本基金。学生のネットワークも深まり、今後の広がりを感じた報告会となりました。


■詳細 

本基金コンダクターの牧志さんより、SIFEの概要や沖縄でのSIFEの取り組みの説明がありました。また、SIFEに取り組もうと思ったきっかけと、彼が抱く沖縄の将来像が語られました。 


*** 牧志さんのコメント *************
沖縄の若者が、沖縄県民の一人一人の応援で海外へ出て、
世界にひらかれた沖縄を実現するために活動する。
そして、その経験と知識を沖縄に還元するしくみをつくっていきたい。

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◇SIFE国内大会プレゼンテーション 
沖縄大学 学生+メンバー

2011年7月1日(金)・2日(土)の二日間、東京で「SIFE Japan国内大会2011」が開催され、沖縄より沖縄大学の学生団体学生+(プラス)が出場しました。学生+は、進学や就職の現実に向き合っている、離島の中高校生との語り合いの場をつくる『離島カタリ場』活動を行っています。
そのメンバー5人によるプレゼンテーションが、本番と同じ制限時間、同じ資料のもと披露されました。
【プレゼン24分・質疑応答10分】


▲SIFE日本大会本番さながらの発表をする学生+メンバー


◇SIFEワールドカップ2011の報告 
沖縄大学 学生+ 島袋大地さん、沖縄大学 学生+ 上原大明さん

後半は、「SIFE World Cup 2011視察費助成プログラム」の助成を受けた学生2人が、マレーシアで開催されたSIFEワールドカップについて報告を行いました。
報告の初めに、SIFEワールドカップダイジェスト版の動画が流れ、世界37カ国から多くの学生がマレーシアの会場に集まった様子がうかがえました。また、SIFEワールドカップの日程と開催されたイベントの説明、今年の結果発表のほか、視察から得た経験と学び、今後の目標設定などの報告がありました。

SIFE World Cup 2011スケジュール
◆1日目) 10月3日(月)
Culture Fair[参加者による国際文化交流]
Opening Ceremony[オープニングセレモニー]
◆2日目) 10月4日(火)
Opening Round Competition[予選]
Special Session[特別講演]
◆3日目) 10月5日(水)
Semi-Final round Competition[準決勝]
Final Round Competition[決勝]
Final Round Awards Ceremony[授賞式]

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SIFEワールドカップ2011の結果
1位) ドイツ GERMANY
2位) ジンバブエ ZIMBABWE
3位) プエルトリコ PUERTO RICO
4位) グアテマラ GUATEMALA
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▲(左)マレーシア視察の報告をする島袋大地さんと、(右)上原大明さん

・Culture Fairでは、日本ブースに被災地向けのメッセージを書いてもらう紙を用意したが、参加者から予想以上のメッセージをもらい、感動した。
・イベント終了後、会場内のいたるところで見られたごみの放置。片づける習慣(美徳)が身についているのは日本だけなのだろうか、と考えさせられた。
・参加チームが1日目にくじを引いて、1ブロック(5チーム)の中、上位2チームが予選通過。
・よいチームはプレゼンで、映像とタイミング良く発表する力を鍛えていた。
・ドイツチームの取り組みは、「対象者が自立するまで支援した」ことが、高い評価につながったのではないか。
・諸外国は大学の支援がある、大学の授業としてSIFEがあるなど、日本との環境の違いがみられた。
・諸外国は協賛企業が多い。SIFEに関わることは就職に有利であり、多くの企業が注目している。
・多くの諸外国では、学生によるSIFEの取り組みに、大学の教授がついている。
・現在、日本におけるSIFE参加大学は10~13校程度だが、来年は20校の参加を目指して取り組んでいきたい。

質疑応答のあと、本基金のアドバイザリーボードであり、昨年に引き続き今年もSIFEワールドカップを視察された、琉球大学特命准教授・宮里大八氏による講評がありました。

*** 宮里氏のコメント ***
・自分たちの活動に何が足りなかったかを分析したうえで発表すべきだった。
・今までは、先進国が上位に並んでいた。しかし今年は新興国が以前よりまして上位に入っていた。これは、現場で課題を実際に感じ、経験した後者のほうが評価された結果なのではないか。
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◇今後の展望
沖縄学生SIFEワールドカップ派遣支援基金コンダクター 牧志朝英さん

最後に、沖縄学生SIFEワールドカップ派遣支援基金のコンダクターである牧志さんより、今後の展望と、本基金の状況報告がありました。

*** 牧志さんのコメント ***
沖縄にSIFEワールドカップを誘致するために乗り越えるべきハードルはたくさんあります。沖縄の大学がSIFE日本代表になり、さらにワールドカップでベスト4に入ること。沖縄でワールドカップを開催するために、会場などのインフラを整えることなどです。私たち沖縄の学生は未熟であり、世界に通用するようなレベルに達するまでにまだまだ時間がかかるかもしれません。しかしながら、人材育成とは5年、10年のスパンで時間が掛かるものだと思います。
沖縄学生SIFEワールドカップ派遣支援基金の主旨にご賛同頂ける方は、ぜひ今後とも長い目で暖かなご支援をいただけると幸いです。

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会場には、県内外からお越し下さった一般の支援者をはじめ、「Act!」や「Shiny」といった学生の団体(琉球大学、沖縄国際大学、沖縄大学)からの参加もあり、懇親会でも意見交換が頻繁に行われていました。

▲SIFEワールドカップ2011 各国のアニュアルレポート



本基金へ寄付いただきましたみなさま、協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
『沖縄学生SIFEワールドカップ派遣支援基金』では、県内学生のSIFE世界大会および国内大会参加への支援を通し、沖縄の次代を担う若者を輩出することを目的としています。今回の成果が、彼らの活動を通して広がっていくことに期待を寄せつつ、今後も変わらぬご支援をお願いいたします。

◆「沖縄学生SIFEワールドカップ派遣支援基金」への寄付の方法はこちら
https://miraifund.org/?post_type=kikin&p=2085

2011年9月30日時点での基金状況報告
◆みなさまからの寄付金総額  795,110円
◆SIFEワールドカップ2011視察費助成プログラムの費用  300,000円
 上記含むこれまで支出した費用の合計  787,648円
※費用には、広報費や振込手数料など、この基金を運営するための事務費用も含まれます。