公益財団法人 みらいファンド沖縄

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沖縄の学生がつくる人権劇の県外公演プロジェクト

  30,000円の寄付で……
  
「ハンセン病シンポジウム in 静岡」へ
演劇に取り組む学生を1名派遣できる!
いただいた寄付は、【特定非営利活動法人HIV人権ネットワーク沖縄】へ助成されます

公演のもよう

HIV/AIDSの社会的課題は、差別・偏見へ…
 沖縄県は、HIV/AIDSの感染率が全国第3位です。予防のための啓発も継続して必要ですが、実は、差別・偏見に苦しむ人もいます。また、差別・偏見は間違った知識を招き、肝心の予防も阻害される危険もはらんでいます。
 HIV人権ネットワーク沖縄では、夜間電話相談や街頭検査などの予防活動を行う他、2000年から毎年12月頃に「人権フォーラム」を開催し、差別・偏見をなくす活動にも力を入れています。

差別の歴史を遡る人権劇が、日本全国の患者を勇気づける…
 そのシンポジウムをはじめ、県内でのさまざまなイベントで上演しているのが、小学生〜専門・大学生による人権を考える演劇作品です。毎年40~60名ほどの学生が、おのおの役割を担い、作品を作り上げます。『光の扉を開けて』という作品では、HIV感染者が元ハンセン病患者と出会います。病に対する差別の歴史を遡るとハンセン病に行きつき、作品のテーマに折り込んだそうです。
 この作品が厚生労働省の目に止まり、2008年から毎年、日本各地で行われる「ハンセン病シンポジウム」に招聘されるようになりました。昨年度2010年は青森で公演。好評を得て、子どもたちもますます自信がつきました。

学生たちが学んだ大切な気持ちを伝えに全国へ…
 しかし、招聘される予算はいつも十分ではありません。離島沖縄から本土へ行くには、旅費がどうしてもかかってしまうからです。学生の個人負担が少なからず発生し、中には参加できない子もいました。「今年こそは、みんなで行きたい!」というのが、子どもたちはもちろん、スタッフの願いでもあります。
 HIV人権ネットワーク沖縄では、「HIV」を「ヒューマン・インナー・バリュー」の略とも捉え直し、若者が思いやりの心を持って社会へはばたいてほしいと願っています。生きる上での義務と責任、思いやりや感情のコントロールの大切さ、話す前に考えて、他人を傷つけず、自分も大切にすることに気付く……。
 演劇作品をみんなで作り上げることを通じ、大切なことを学んだ学生たちがその成果を発表しに行けるよう、どうぞご支援ください!

演劇に携わる学生の思い……
   
今回は、本当にやりきったと思う。演劇メンバーは家族だと思ったし、メンバーには愛が溢れていて、1人1人に生きる力がこんなにも輝いていて、1人1人が大切な命だと思った、そしてそれを胸に抱き、この感動で会場を包みたいと思ったし、自分自身にこの愛を浸透させたいと思った。(中略)僕から伝えるものでは、不十分だったかもしれないし、自己満足だったかもしれない。けれど、僕はお客さんと愛を分かち合うことができた。すばらしいイベントになったと思いました。
………星槎国際高校1年 男子(おじいさん役)
   
愛の素晴らしさとか、友愛を改めて知りました。それを演劇で伝えられたかなと思います。また達成感でいっぱいです。自分もハートを開いて仲間と接していきたいなと思いました。今回自分はたくさんの正しい行いや愛などを学び、得ました。それを心に留めておいて、日常で表していきたいと思いました。「本当に尊いもの、美しいもの、それは愛! この世は愛で満ちている!」というセリフで本当にそうなのだなと改めて気づかされました。
………首里東高校1年 女子(おばあさん役)

   

2010年の青森公演に参加した学生たち

   


  

  この事業の寄付募集目標……
30,000円×45人分=1,350,000円

  

この事業への寄付の方法
  
1.「寄付申込みフォーム」をみらいファンド沖縄へ送る
 →
  ※領収証やこの事業の報告を希望する方のみ
   
2. 寄付を入金する。
 右欄に、銀行/郵便振替の口座を掲載しております。
  ※郵便振替にて入金される方へ
   「通信欄」にこの事業の名称または事業実施団体名を必ずご記入ください。
   指定事業名:学生人権劇
   実施団体名:HIV人権ネットワーク沖縄
  
3. 入金が確認でき次第、領収証を送付いたします。
  ※1.で寄付申込みをしてくださった方のみ
  
  詳しい「寄付のしかた」は >>>[ こちら ]

この事業は、みらいファンド沖縄「寄付と助成のプログラム ぱくと」に採択された事業です。
この事業を指定し寄付をしていただくと、プログラム運営費(寄付募集支援費 15%)を差し引いた額が、団体へ助成されます。

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