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寄付総額 126,617,733 円 のべ寄付者数(件数)1,097 件
みらいファンド沖縄はたくさんの方々とつながり「おきなわのための活動」を行っています
特定非営利活動法人 沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい
1973年沖縄生まれ。不登校やひきこもりの子ども・若者の支援に取り組んでいる。那覇市で不登校の子どもの居場所kukuluを運営。子どもたちが「未来に希望が持てる」を目指し活動中。
■団体の窮地
2015年春、生活保護世帯で不登校の子どもたちの居場所「kukulu」という、手塩にかけて育ててきた行政事業が打ち切りとなり、途方にくれておりました。そんな中、みらいファンド沖縄の「まちと子ども基金」にお誘いをいただき応募、採択されました。課題意識を同じくする財団からの助成は勇気となり、kukulu事業の再スタートを切ることが出来ました。また子どものたちと繫がり直す事ができ、感謝しております。
円卓会議と仲間作り
活動を再開し、当団体の事業が解決すべき課題を一般の方々と共有したいと感じていました。その折に、財団から円卓会議開催のお誘いを受けました。円卓会議で飛び交った不登校と生活困窮に対する、多角的な視点を元に浮き彫りにされた課題に対して、多くの一般の方々に反応してもらい、いよいよ事業拠点のリノベーションに繫がっていくボランティアのチームづくりができました。さらに、円卓会議のスポンサードを頂いた、宗教団体(宗教法人真如苑)の方々をはじめ、会議に参加された方々からも、拠点のリノベーションに対して多額の寄付をしていただきました。会議の場で課題意識の共有が仲間作りにつながったのだと実感しています。
みらいファンド沖縄へのメッセージ
今後、 子どもの課題に対する公的なお金は投入されるとしても、公的なお金の使い道はどうしても制限されると考えています。みらいファンド沖縄には、行政が配るお金とはちがうアプローチを期待しています。
NPO法人こども医療支援わらびの会 理事・事務局長
■病児の親もきょうだいも安心して過ごすために
「がじゅまるの家」は、沖縄県立南部医療センター・こども医療センターのすぐ近くにある、治療や入院する子どもとその家族が滞在(宿泊)できる施設です。施設には、病児のきょうだい児を親戚等に預けることができず、きょうだいも一緒に利用する家族もいます。その場合、親は、きょうだいのことが気がかりながらも病児の看病をせざるを得ません。わらびの会では、親に安心して看病にあたってほしい、きょうだいにも安心して過ごしてほしいとの思いからきょうだいの預かり保育事業を始めました。利用者からは「保育士さんに預かってもらえるので安心して病院にいけました」「がじゅまるの家があるおかげで家族が集まっていられる。それが何よりの幸せです」との声をいただきました。この事業に寄付を寄せて下さったみなさま、誠にありがとうございました。日々病児の看病で疲れ切った家族に安らぎを与えられたことに感謝いたします。
みらいファンド沖縄への期待
NPO設立の目的を達成するためには、行政に頼るだけではなく、一般市民や県民のより多くの方に当会活動を周知啓発することにより、支援の輪を拡げ活動を継続していかないといけないと思っています。みらいファンド沖縄には、今後も市民とNPOの橋渡し役を担っていただきたいです。
宮良クリニック
NPO乳がん患者の会ぴんく・ぱんさぁの活動は、特定の病院に属さない患者会のため医師に影響されずに、病院を越えたネットワークと自由な発想の活動に魅力がある。宮古島での患者会との連携、寄付付自動販売機の設置、最近では乳がん患者の若手が集まって結成したピーチ会など、自由な発想で活動を広げている。患者同士を繫がることで、医療の力では解決できない所を担っていると思う。その様な活動が展開する限りは、応援を続けたいと思っている。
■宮良先生の考える寄付とは
夢のある人をサポートしたい。代表の与儀さんが患者会を作る時に、乳がん治療するには重要なポジションになると思ったので、団体に寄付することにした。お金について悩む時間を減らし、患者同士が話し合いながら、患者のために考える時間に多く使うことができる。そういった環境をつくりだすお手伝いができることに、価値があると思ったので、金はだしても、口は出さないという関わりで応援している。その活動が最終的には、乳がん患者の負担を軽くしていると考えている。
みらいファンド沖縄への期待
私自身はみらいファンド沖縄の仕組みについて知らなかった。団体から教えてもらった。税理士に相談したら、お互いにメリットになるし社会貢献にもなるので良いのではと言われ始めた。
この様な仕組みを表舞台に出していけば、社会貢献する人が増えて来ると思う。まだまだ、知らない人が多いので色々な機会を通じてアピールして欲しい。
沖縄式地域円卓会議は、社会課題を市民参加で解決したいと考えている方々の一助になりたいと考えて開発されたもの、沖縄県内で70回以上の開催が実現し、たくさんのお問い合わせを頂くようになりました。
エッセンスをまとめたマニュアルをお届けします。
地域円卓会議の準備段階にもウェイトを置き、[1.テーマ決めのプロセス][2.着席者を決めるプロセス][3.当日までの準備やコミュニケーション][4.当日の運営][5.報告書作成]の全過程をわかりやすく説明するテキストとなるように企画しました。